焼きたて!!ジャぱん

ジャパン
サンデーが生んだ料理漫画!!



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2002年に連載が始まった橋口たかし原作『焼きたて!!ジャぱん』はアニメで知った人もいるはずです。

グルメ漫画というのは少年誌じゃ求められていなさそうなジャンルで勝負し、見事アニメ化までもっていったサンデーの大人気作品であります。

90年代生まれの20代なら漫画・アニメ共に見ていた人も多くいるのではないでしょうか。

太陽の手(めっちゃ体温が高い)を持つ東和馬がパン業界最大大手の「パンタジア」に入って、日本にしかないパン“ジャぱん”を生み出して浸透させることを目標にした成長ストーリ。

日本独自のパン“アンパン”の存在をガン無視していますが、東の目標は日本と言うちっさな島国ではなく世界という大規模な目標なので全く問題はありません。

本店採用試験に合格するも試験で友人となった河内恭介にそれを譲ってしまいます。それを知った河内も辞退してしまうという日本人の譲り合いの精神がここにきて致命傷を与えてしまいました。

しかし漫画と言う名のフィクションなので大丈夫です。サンピエールのオーナーの孫、月乃に2人拾われてサンピエールの支店・南東京支店で働くことになります。現実だったら物語は別のパン会社に就職という形で終わっていたことでしょう。

善良な東と河内を拾った月乃は善良な人間と言えますが、経営難の南東京支店は人手不足で社会人が2人(しかも戦力になるのは実質1人)しかいないという崖っぷちに立たされていました。

良い人キャラの仮面を被って天才的な発想を持つ東を引き入れた月乃は大変したたかな人間と言えます。

パンタジア新人戦~最終回



パンタジアで1番のパン職人になれるのは誰だ!?という名目(なのかは知りませんが)で行われたパンタジア新人戦では、奇想天外のパンを作る猛者が表れて東の個性を掻き消していきます。

そしてこの新人戦では、河内に譲られて本店入りを果たしたある意味哀れとも言える諏訪原戒も登場します。

試合に勝って勝負に負けたという屈辱でしかない形での目標達成なので彼の東への執着はそれはもう凄まじいです。

ここで明らかにしておきたいのは、あくまでライバル視しているのは東のみで、河内はアウト・オブ・眼中なのです。

新人戦が終わり、本格的に南東京支店の経営がヤバくなった時に始まったのがモナコカップです。

そもそもこの南東京支店のすぐ近くにはライバル企業の「サンピエール」があり、そのせいで売り上げが上がらなくて崖っぷちに立たされているのです。

そこでモナコカップで優勝して賞金を手にし、サンピエールオーナーのパンタジア乗っ取り計画を阻止する物語が始まります。

そこからなんやかんやあってモナコカップで優勝。

しかし既にパンタジアの企業ごとサンピエールに買収されてしまい、今度はテレビ番組でパンタジアの株を賭けて戦うのであります。

小学館漫画賞少年向け部門を受賞という少年漫画家にとって大変名誉ある賞をもらったにも関わらず、この作品は急展開となって最後は読者から批難轟轟の嵐となって幕を閉じます。

気になった人は是非漫画を読んでください。
最終巻は思わず紙面にグーパンを入れてしまうぐらい予想の斜め上をいきますので。

焼きたてジャぱん

あらゆる意味で伝説的な作品を生み出した橋口たかしは、2008年~2010年に『最上の命医』を執筆して以来活動がパタリと止んでしまいました。一体どこで何をしているのか、ネットを使っても全く情報が出てこないため生死さえ心配してしまいます。

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